わが家で相続争いは起きる?起きない? 11月15日は「予防争族を考える日」

わが家で相続争いは起きる?起きない? 11月15日は「予防争族を考える日」

2019/10/25 OVO [オーヴォ]

「予防争族(相続)を考える日」(11月15日)というのがあるらしい。相続争いについてはよく聞くけれど、わが家には関係ないと思っている人が多いのではないかな? リビン・テクノロジーズ(東京)は、不動産を所有する50歳以上の男女175人を対象に「不動産の終活」に関するアンケート調査を実施した。最初に、所有する不動産の種類を尋ねると、一番多かったのは「自宅(戸建て)」(65.7%)となった。次いで「土地」(27.4%)、「自宅(マンション)」(24.0%)だった。「終活についてはどう思っているか」と質問すると、71.4%は「いずれしなければならないと思っている」と回答した。

 ではどのような終活を考えているかというと、40.0%は「特にまだ考えていない」と答え、22.9%も「検討中」と、具体的な方法は決まっていない人が多いようだ。一方、33.7%は「売却する」と答え、「法定相続する」は8.6%、「生前贈与する」は4.6%だった。「もし遺言書を残さなかったら、あなたの死後に家族は争族(相続争い)すると思うか」という問いには、86.9%が「しないと思う」と回答。その理由を聞くと、「そこまでの資産がない」(50.7%)が一番で、次は「争う人がいない」(35.5%)となった。「家族の仲がよいので、うちに限ってない」と家族を信じている人は15.1%だった。

 ただ、どのくらいの資産があるかどうかにかかわらず、相続は一度は家族全員で考えた方がいい問題だ。争族を予防するためにも。


先日、KBCテレビ「アサデス。」で空家の管理放棄地について、コメントを求められ、「生前の相続対策やその後の相続の話がしっかりまとまっていれば、今後空家の管理放棄地が減るのではないか 」 と私見を述べさせていただきました。

今回の記事も、不動産の終活について、「後回し 」 だったり、「準備が出来ていない 」 意見が多く、また「少ない財産でもめるはずがない 」 、「我が家には相続争いはない」など、思い込みによる回答が多く、まだまだ相続問題の現実を知って頂く機会を増やさなければいけないと感じました。

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