いのちの仕舞い方

いのちの仕舞い方

福岡の香椎相続不動産事務所です。今日は相続の話というより、終活の話になりますが、過去に相続相談会でもあったお話です。

ご相談者様のご主人様には弟さんがいらっしゃるそうですが、弟さんが数年前から延命措置で命を繋ぎとめている生活を続けているとのこと。医者からも回復の見込みはないとの診断ですが、弟さん家族もある日突然の話で戸惑い、現在に至っているとのこと。

その時のご相談はご相談者様のご主人と弟さんが、現時点で親の不動産を相続するにあたってのリスクやその回避方法などの話で、ご対応させて頂きましたが、今回は「いのちの仕舞い方」の方を考えてみたいと思います。

ある日突然の家族との別れも辛いものですが、このように延命措置で命を繋ぎとめている家族と日々向かい合うのも辛いものです。本人が延命措置を望んでいるのか、そのような状態で家族と過ごすのを希望していないのか、本人の意志がもし事前に分かれば、きっとご家族の心の持ちようも違うのではないでしょうか。

別の方は、やはり同じようにある日突然延命措置が必要な状態になった時、事前にエンディングノートを準備されていたので、そのノートに書いてあった通り、1週間だけの延命措置を行われたそうです。やはり一週間経ったあとの別れは辛かったらしいですが、ただ本人の意志を尊重出来た点ではスッキリしたとの話いです。

このような「いのちの仕舞い方」は、常々口にするだけでなく、やはり何らかの書面に残すことが、残された家族にとっても、安心できるのではないでしょうか。

相続や事業承継についてお困りのことがあれば、福岡の香椎相続不動産事務所へお気軽にお問合せください。


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